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文献詳細

雑誌文献

生体の科学9巻1号

1958年02月発行

文献概要

報告

新しい実用型微小電極用前置増幅器の試作とその応用

著者: 松尾正之1 内薗耕二2

所属機関: 1東北大学電気通信研究所 2新潟大学医学部生理学教室

ページ範囲:P.37 - P.40

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 いとぐち
 超微小電極法の導入以来,各種の増幅器がその目的のために試作され,多大の成果をあげてきている。細胞内電極としては20〜50MΩの抵抗が限度とされ,これ以上の抵抗をもつものでは正しい結果は得られないと考えられている。而るに細胞によつては更に一層細い電極を必要とし,従つて電極抵抗も必然的に大きくなつてくる。この目的に沿うべく100MΩの抵抗の使用に堪えうる増幅器を試作したので報告する。前回発表したものよりも簡単で補償特性がよく且つ使用して便利な点が特長であり,実際の使用に供したところ,予期以上の成果をあげることが出来た。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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