文献詳細
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研究室から
生化学者の側からも
著者: 上代皓三1
所属機関: 1日医大生化学教室
ページ範囲:P.243 - P.244
文献購入ページに移動 参考のために,ニユーヨークのコロンビア大学医学部の生化学講義の1958年度スケジユールをあげてみる。講義の編成というものはそれぞれの考え方で多少の相異はあつても,多くの場合大体似たものである。ことにあげたものも,別にわれわれのやつている編成と大差のあるものではない。しかし,それぞれの項目を分担する講師陣を見ると,これはとてもわが国では望めない贅沢なものである。45回の講義を16名の講師で分担し,講師の大多数はそれぞれの分担項目においては一流の人材を配置している。勿論アメリカでも,どの大学生がこのような華麗なスケジユールを組むことができるというのではない。
考え方としては勿論このようなスケジユールには,なお全く議論の余地のないものではない。しかし,現在のわれわれの周辺の事情も,また少し極端のように思われる。
考え方としては勿論このようなスケジユールには,なお全く議論の余地のないものではない。しかし,現在のわれわれの周辺の事情も,また少し極端のように思われる。
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