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米國最初の女醫の病院
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ページ範囲:P.14 - P.14
文献購入ページに移動 現在米國にいる9000人以上の女医の先覚者—エリザベス・ブラツクウエル女史(Elizabeth Blachwell)の医業開始100年記念祭が今年ニュー・ヨークで盛大に行われた。
女史は名門の出,1849年,医学校出の医者としては世界最初の人として開業した。その始め女医の診療と云えば世間から非常に危惧されていたが,よくそれを克服して今日の女医の盛名の基をつくった。医師となってから欧洲に留学したがどこの國でも女ではと受入れてくれなかった。やむをえずパリーで助産婦として訓練をうけたが,その際ふとしたことから小供の眼病を手がけ,これが機縁となって外科の仕事にも進出することになった。
女史は名門の出,1849年,医学校出の医者としては世界最初の人として開業した。その始め女医の診療と云えば世間から非常に危惧されていたが,よくそれを克服して今日の女医の盛名の基をつくった。医師となってから欧洲に留学したがどこの國でも女ではと受入れてくれなかった。やむをえずパリーで助産婦として訓練をうけたが,その際ふとしたことから小供の眼病を手がけ,これが機縁となって外科の仕事にも進出することになった。
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