文献詳細
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文献概要
前回は病院の職員に対する内部PRについて述べたが,今回は病院が外部社会に働きかける点について考えてみたい。病院とはどういうものか,どんなことをしているのか,病気になつたらどこの病院へ行つたらよいか等ということは一般公衆の知りたい事がらである。こうした一般公衆の要望から病院の外部PRが必要となつてくるのであるが,ここで問題になるのは,医療法における広告制限の条項である。これを無視して病院の外部PRを考えることはできない。それだけに外部PRについては割り切れない部分が残されるが,それは今後の研究に待つとして,まず広告とPRの関係から考を進めて行こうと思う。
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