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文献詳細

雑誌文献

病院11巻4号

1954年10月発行

文献概要

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診療補助業務—眼でみる病院の設備とはたらき(8)

著者: 橋本寛敏 滝野賢一

所属機関:

ページ範囲:P.35 - P.41

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 病院には,医師が行う診療の補助として,医師以外の病院職員が行う業務がある。これが,たとえ不完全であつても,病院医療はやれるので,忘れられがちであるが,もし管理者がこの方面に特に考慮を払つて,業務を改善すれば,病院医療は好調となり。著しい力を増す。又患者にとつては病院が親しみ易い,居心地のよい場所となる。
 診療補助業務は何々かと言えば,医師以外の病院職員が日々行う仕事はすべてそれだとも考えられるが,茲では,医師以外の職員が,医師の配下にあつて介補するのではなくて,診療を助ける意味で医師と協力はするが,自主的に,患者或はその関係者に直接に働きかける仕事を指すことにする。このような意味での診療補助業務の第一は,看護であるが,これについては既に述べた。病室看護婦以外の職員(多くは婦人)が行う補助業務について茲では述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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