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文献詳細

雑誌文献

病院13巻4号

1955年10月発行

文献概要

病院長プロフイル・26

精神病院管理への深い造詣関根真一氏(国立武蔵療養所長)

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所属機関:

ページ範囲:P.44 - P.44

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 東京都の北多摩郡小平町,青々女とした武蔵野平野の一角に,赤松と雑木の林で囲まれた10万坪の大病院,これが国立武蔵療養所である。関根真一氏はここの院長であり,温顔の中に活気の溢れたその風貌は,この大病院の院長としてまことにうつてつけである。昨年還暦のお祝があつたとのことであるが,一寸信じられない色艶のよさである。
 博士は埼玉県の生れで,四高を経て東北大医学部を大正12年卒業した。学生中一時入隊して,卒業後2年目には,陸軍歩兵少尉殿の肩書をもらつた。それかあらぬか,どこか今でも軍隊気質のところがあり,規律を重んじ,平素は温厚であるが,一旦言いだしたら時に挺でも動かぬところがある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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