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中央材料室作業量算定の一試案
著者: 安富徹 分嶋靜美 豊田節子
所属機関:
ページ範囲:P.2 - P.4
文献購入ページに移動1.いとぐち
中央材料室の運営管理,殊に人員の配置と作業量のバランスを如何にするかを決定することは,病院のように繁閑が他からの要因で左右される業務形態になれているわれわれには苦手の問題であつた。即ち患者の日々の変動を予知することが困難であるためである。しかし,病院の各種部門のうち,中央材料室は患者の変動にかゝわらず,常にある一定の材料を準備しておかねばならないため,作業量を計画的に管理し得る唯一の部門といつてよかろう。
さて,作業管理を行うには先ず現況をつかむ必要がある。しかしこの現況をつかむにあたつては,設備も一通りそろい,作業の内容も一定期間ほぼ定常化し,更に作業員が熟練した状態でなければならない。
中央材料室の運営管理,殊に人員の配置と作業量のバランスを如何にするかを決定することは,病院のように繁閑が他からの要因で左右される業務形態になれているわれわれには苦手の問題であつた。即ち患者の日々の変動を予知することが困難であるためである。しかし,病院の各種部門のうち,中央材料室は患者の変動にかゝわらず,常にある一定の材料を準備しておかねばならないため,作業量を計画的に管理し得る唯一の部門といつてよかろう。
さて,作業管理を行うには先ず現況をつかむ必要がある。しかしこの現況をつかむにあたつては,設備も一通りそろい,作業の内容も一定期間ほぼ定常化し,更に作業員が熟練した状態でなければならない。
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