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文献概要
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国立療養所における看護体制の整備について
著者: 尾崎嘉篤1
所属機関: 1厚生省医務局国立療養所課
ページ範囲:P.9 - P.30
文献購入ページに移動1.緒言
国立結核療養所は現在182ヵ所65,500床で全国結核病床の30.2%,結核療養所のみの病床数の56.1%を占め,都道府県によつては結核療養所は国立のみのものが10県に達し,年間97,600名以上の患者が利用し,国立以外の結核病床の増加した今日においても,おが国結核治療に大きな役割を有していると云えるのである。
病床利用率も昭和30年各月を通観しても概ね95%前後を維持して居り,全国平均に比してよく利用されている実状である。
国立結核療養所は現在182ヵ所65,500床で全国結核病床の30.2%,結核療養所のみの病床数の56.1%を占め,都道府県によつては結核療養所は国立のみのものが10県に達し,年間97,600名以上の患者が利用し,国立以外の結核病床の増加した今日においても,おが国結核治療に大きな役割を有していると云えるのである。
病床利用率も昭和30年各月を通観しても概ね95%前後を維持して居り,全国平均に比してよく利用されている実状である。
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