icon fsr

文献詳細

雑誌文献

病院15巻6号

1956年12月発行

文献概要

グラフ

栄養士の1日

著者: 芦沢千代1

所属機関: 1慶応病院給食部

ページ範囲:P.37 - P.43

文献購入ページに移動
 栄養士の1日の仕事の中最も大きな部分を占めるものは,病人に適したおいしい栄養のある食餌を給与することである。この食餌は病人の栄養に適合したものであり,各病人の病状の軽重にしたがつて調えられなくてはならない。これは絶えず医師との連絡のもとに作られてゆく。朝5時からの作業は1,000人を越える病者の治療効果に,又療養上の経過に重大な関係をもつものである。職場は真剣な実践道場である。我が給食部は食養課,調理課,購入課の3課に分れて各々の仕事をする。即ち一番基本中核をなす栄養管理をはじめとして事務管理,作業管理,衛生管理,資材管理等行つている1人1人が,全力をあげ責任をもつて自動的に働いている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら