文献詳細
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文献概要
II.Hospital-physician relations(日米兩国病院のその病院医師との関係)
この問題が今度の厚生省の研究の対象となる課題であり,亦そもそも私がこの稿を書くに至つた動機をつくつた守屋先生御提案の協同研究の課題でもあるわけです。従つて各論的な具体的詳細検討はその時に譲る事にして,ここでは専ら概括的な総論的デイスカツシヨンの程度に止めておきたいと思います。
さて,日本の病院ではその病院医師は俸給制で働いております。即ち病院に対するそれらの医師の関係はMaster-servant relationship,これを日本的に謂いますと雇用関係と云う事になります。アメリカではこう云う在り方を俗にfull time physician relationshipと呼称しています。
この問題が今度の厚生省の研究の対象となる課題であり,亦そもそも私がこの稿を書くに至つた動機をつくつた守屋先生御提案の協同研究の課題でもあるわけです。従つて各論的な具体的詳細検討はその時に譲る事にして,ここでは専ら概括的な総論的デイスカツシヨンの程度に止めておきたいと思います。
さて,日本の病院ではその病院医師は俸給制で働いております。即ち病院に対するそれらの医師の関係はMaster-servant relationship,これを日本的に謂いますと雇用関係と云う事になります。アメリカではこう云う在り方を俗にfull time physician relationshipと呼称しています。
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