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病院会計における簡易な経営診断法の研究
著者: 大門繁雄
所属機関:
ページ範囲:P.531 - P.536
文献購入ページに移動年度の中間には若干の黒字と予定して居たが,来診患者は予定通りであつたにも不拘,反対に決算間近になつて精算して見ると赤字となる事が,判明しても逆つて事業は出来ません。これ等は計画性がないか,あつても実行が伴わなかつたか,予想した数に誤りがあつたので,実数の把握をしなかつたからであります。数は運営の一分子であるから常に実数の把握を必要とし,之れが為には日々に月々に,感でなく,推量でなく又昔の大幅帳でない記録が出来る仕組の諸表が必要で,この記録が集計,累計されていつでも現況が判明する様な組織でなければなりません。
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