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病院16巻9号

1957年09月発行

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座談会

病院学会を廻つて

著者: 尾村偉久 ,   橋本寿三男 ,   赤星一郎 ,   神崎三益 ,   守屋博 ,   田代英太郎 ,   島内武文 ,   吉田幸雄

ページ範囲:P.554 - P.566

 吉田 それでは,例によりまして学会について感想を話合う座談会を今から開きたいと思います。大変お疲れのところ申訳ないと思いますが,司会者自身がふらふらになつておりまして,うまく進行するかどうか自信ございません,一つ御協力をお願いいたしたいと思います。
 神崎 冒頭ね,会長自ら云うのはおかしいですけれども,今度の学会が大変盛大にいつたということは,偏えに吉田準備委員長以下準備委員の方のお働きによるものだということを会長として冒頭に申し上げたいと思います。こういうことから一つ始めて頂きたいと思います。

第7回日本病院学会総会一般演説抄録

1.入院伝票制度の整理と検討,他

著者: 今村栄一

ページ範囲:P.570 - P.582

 入院伝票制度については,守屋・染谷・三沢3氏が昭和28年に原案を提示し,国立病院事務能率共同研究班もまたこれによつて試案を作ったが,なお実情に即して検討すべき点が認められる。今回諸種の事情を勘案して原案の整理補正を試みたので,その要点を発表する。
 1.伝票制度の目的について,その真意を明らかにする。

グラフ

第7回日本病院学会総会

ページ範囲:P.585 - P.594

 エレベーターで6階へ……。ホールの入口には,日赤の東課長の指揮の下に,日赤,聖ルカの精鋭が遠来の参加者を迎える。開会1時間前から来会者あり,一同感激。

第七回病院学会記

著者: 島内武文

ページ範囲:P.607 - P.613

 例年6月中旬であつた学会が今年は7月10,11日(水,木)の2日にわたつて開会された。1日では無理だ2日にしましようという声は大分前からあつたが,本年はついに2日間となり,後述するように幾つかの新らしいシンポジウム形式が可能となつた。
さすがに東京のGHQの司令部のあつた建物だけに,会場の第一生命ホールは壮重な落着きがみられた。開会9時にはすでに500の席が大部分うまつていた。まず本学会の万端の準備にあたられた病院管理研修所の吉田幸雄氏の開会の辞についで

第7回日本病院学会評議員会議事録

ページ範囲:P.615 - P.616

(1)日時
昭和32年7月10日12.20PM−1.00PM

日本病院学会会則

ページ範囲:P.616 - P.618

(名称)
第1条本会は,日本病院学会と称する

あとがき

著者: 吉田幸雄

ページ範囲:P.619 - P.619

 今月号は,第7回日本病院学会特集号である。学会のプログラム,抄録を初め,学会終了直後に集会して語り合つた学会を中心の座談会,島内教授をわずらわした学会見聞録,それに,学会風景をグラフとして取扱つた。その外,評議員の会議録と今回改正になつた学会々則並に学会評議員名簿を集録した。
 今回の学会については,更に各会員の発表された演説の内容及び,特別講演の詳細については,遂月本誌に発表して行く積りである。今回の学会に発表されたもの,は,どれも非常に内容のあるものとして,皆さんが詳細紙上で知り度い声が絶対であるので,各発表者宛一応御依頼はしてあるが,是非原著を御送附願いたい。尚又学会当時,時間の関係で詳細発表されなかつた範囲のものも含めて,御執筆ありたい。

基本情報

病院

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1383

印刷版ISSN 0385-2377

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