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医療行為伝票システム4カ年の経験
著者: 東義晴1
所属機関: 1武蔵野赤十字病院
ページ範囲:P.915 - P.920
文献購入ページに移動 伝票システムについては,数年前より種々論議され,その理論的価値については,既に周知の事実であるが,問題は,他の生産工業に於ては当然すぎる程当然なこのシステムを,機構的にも,職種的にも,頗る複雑な,然も人命を対象とする特殊な医療業務の中に如何にスムーズに採り込むかと云う点である。
現在この制度を採用している病院は相当多数に昇つているにも拘らず,入院,外来の総てに亘つて実施しているのは極く少数病院に於てでしかないのは,この制度の病院に於ける実際的運用の難かしさを示すものであろう。
現在この制度を採用している病院は相当多数に昇つているにも拘らず,入院,外来の総てに亘つて実施しているのは極く少数病院に於てでしかないのは,この制度の病院に於ける実際的運用の難かしさを示すものであろう。
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