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文献詳細

雑誌文献

病院17巻13号

1958年12月発行

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診療,他

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ページ範囲:P.1005 - P.1010

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病院と感染
 病院と感染との関係は縁の深いものである。昔は病院は死にに行くところとされていたが,これが治りに行く場所として面目を改めたのには消毒法の発見が一因子をなしていたわけである。現在では手術は安全に行われており,手術の感染による死亡は例外的とされている。しかしながらわれわれは感染に打ち勝つたという錯覚におらいつていないだろうか。
 すなわち,耐性菌,ぶどう球菌,ビールス等新しい登場者が次第に主役になりつつある。この点に関しAtlan-tic Cityにおいて会議が開かれ,その要点が報告されている。以下その要旨を紹介する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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