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文献詳細

雑誌文献

病院18巻7号

1959年07月発行

文献概要

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看護について

著者: 橋本寛敏12

所属機関: 1日本病院協会 2聖路加国際病院

ページ範囲:P.529 - P.531

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 昭和23年に医療法が公布されたと同時に保健婦,助産婦,看護婦法が制定されたことは,日本の病院発達史の新時代を劃する重大なる転換を意味するのだが,連合国進駐軍と名のるアメリカ軍の軍政の一端として日本に押しつけた数々の制度改革の1つであつて,意味がわからない人々も多かつた。
 アメリカ人が日本の医学は相当のものと思つていたが,病院を見ると全く型をなさないし,殊に看護婦は制服は着ているが看護はしないで,医師にかしずく女中の如く,下碑の如く働いているだけなのを見て驚いて,日本の医療と保健を再建するにはどうしてもこの方面を改革しなければならないと考えたのであつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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