icon fsr

文献詳細

雑誌文献

病院18巻9号

1959年08月発行

文献概要

--------------------

病類別入院期間の統計的指標と分布構造の分析

著者: 一條勝夫

所属機関:

ページ範囲:P.631 - P.638

文献購入ページに移動
 患者について全治なり軽快なりに至るまでの治療期間を予測することは,診療にたずさわる医師であれば常に行つていることであろうが,実際にあたつてみると,患者の体質や疾病の軽重などの個人差や,医療の条件なども影響して,なかなか正確を期すことがむつかしいようである。
 元来が疾病は千差万別で,医療の効果も主治医の予測しかたもいろいろであろうから,たとえ診断があやまりなくついたとしても,予測した治癒期限というものはその場その場にしか通用しない大まかな見当といつたものに過ぎないのであろう。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら