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あとがき
著者: 吉田幸雄
所属機関:
ページ範囲:P.77 - P.77
文献購入ページに移動 あけましておめでとうございます。今日から1960年—あらたな気持ちで,日本の患者さんと病院のために努力を捧げましよう。
さて新年号は例年のとおり医療問題の座談会を開きました。例年と趣きの違うことは,病院人でない人にも加わつて戴いたことです。そしてこの方々は,医療問題に深い関係のある方々ですので,私らの主張に対してどの程度御理解をえられるかこの座談会からお解りになると思います。医療制度は,従来のような病院と診療所と対立して考えることから,一歩前進して,病院と医師との協力と考える方が,より問題の解決に有効であり,その結果,病院と診療所の競合は,医師と病院との協力となり,病院本来の使命が自由に活動しうることになると思います。今年は医療制度が最も論議される年に当りますので,読者の病院でも,病院を中心としてその地域の関係のある各方面にその理解を求める必要があるのではないでしようか。
さて新年号は例年のとおり医療問題の座談会を開きました。例年と趣きの違うことは,病院人でない人にも加わつて戴いたことです。そしてこの方々は,医療問題に深い関係のある方々ですので,私らの主張に対してどの程度御理解をえられるかこの座談会からお解りになると思います。医療制度は,従来のような病院と診療所と対立して考えることから,一歩前進して,病院と医師との協力と考える方が,より問題の解決に有効であり,その結果,病院と診療所の競合は,医師と病院との協力となり,病院本来の使命が自由に活動しうることになると思います。今年は医療制度が最も論議される年に当りますので,読者の病院でも,病院を中心としてその地域の関係のある各方面にその理解を求める必要があるのではないでしようか。
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