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文献詳細

雑誌文献

病院19巻10号

1960年10月発行

文献概要

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入院患者の外出外泊

著者: 園田次郎1

所属機関: 1国立明石病院

ページ範囲:P.723 - P.728

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I.緒論
 入院患者の外出の際は主治医と患者との間に於いて,その都度話合の上適当に諾否を決定すべきは勿論である。即ち入院療養は多少の制約を受けることは止むを得ないものではあるが,療養の目的を了解すれば当然外出外泊は認めないという立前でなければならない。然しながら往々,われわれは無断外出外泊のケースを経験することがあり,その情況如何によつては断固たる態度に出る必要に迫られることがある。かかることの起らぬよう,即ちことを円満に運ぶ意味に於いて,その必要のあるときは事前に外出許可願を提出していただき,これを検討するように定めてある。此の度は昭和34年1月より12月に亘つて届けられたものを取りあげて考察して見た。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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