文献詳細
特集 第10回日本病院学会シンポジウム
Symposium
文献概要
病院における小児を対象としての仕事はただ治療医学的面に止まることなく,育児学的面にも進めてゆかねばならない。即ち小児の疾病異常はその治療処置のみにおわることなく,その早期発見をまたその予防をはかることはもとより,更に進んで小児の健康な生活と心身の健全な発育成長を管理指導すべきものと思う。
小児に対する治療医学的活動が病院の綜合的な働きによつてよくその成果をあげうる如く育児学的活動もまた診療各科,臨床心理,医療ケースワークなどの協力のもとに実施し得てはじめてその目的を達するものと考える。
小児に対する治療医学的活動が病院の綜合的な働きによつてよくその成果をあげうる如く育児学的活動もまた診療各科,臨床心理,医療ケースワークなどの協力のもとに実施し得てはじめてその目的を達するものと考える。
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