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文献詳細

雑誌文献

病院21巻7号

1962年07月発行

文献概要

特集 看護 看護の実際 1.チーム・ナーシングについて

グループ・ワークとしてのチーム法を採用して

著者: 長島久子1 松木光子2

所属機関: 1大阪赤十字病院看護部 2大阪赤十字病院

ページ範囲:P.39 - P.42

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 患者を中心に医療従事者すべて,すなわち,医師,看護婦,社会事業家,栄養士,機能訓練士,職業補導家,牧師,患者の家族は,患者の健康上の独立への援助という共同の目的に向かって協力,協働するひとつのチームと考えます。これを医療保健チームと申します。それぞれは,その専門の部内において独自の立場を持ちながらも保健医療全般の計画にそって,その特色をいかし効果的にチーム活動を行ないます。そしてそれとともに,それぞれの専門の分野ではまたそれぞれのチームが構成されていると考えて参ります。看護の部門におきましても看護チームを構成し,そのチームを通して看護がなされていくチーム・ナーシングが,最近実際に病院のうちにとり入れられて参りました。私たちの病院でも,すでにこの方法をとり入れまして1年は経過致しました。ここにそのチーム法のアイデアの一端と採用の実際を紹介いたしたいと思います。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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