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特集 病院の機械化 病院におけるエレクトロニクスの適用
1.病院における電子計算機の適用
著者: 紀伊国献三1
所属機関: 1厚生省病院管理研究所
ページ範囲:P.29 - P.34
文献購入ページに移動 現代の象徴といわれる電子計算機(EDPS)は,第2次大戦中およびその後の発達の結果である。主として軍事上の目的から開発されたこの機械が,1946年ペンシルバニア大学に始めて設置されてから,わずか10数年に過ぎないが,その発展はまさに驚くべきものがある。
事務用の電子計算機は,1951年米国政府の国勢調査部での設置に始まるが,通常の事務面への適用は1954年からであり,その後の普及についてはここで改めて述べるまでもないほど急速である。我国でも昭和30年頃より輸入品によりまず実用化され,現在国産化も進んで,ほとんどの大企業がこれを保有し,事務の合理化に飛躍的な進歩を与えている。
事務用の電子計算機は,1951年米国政府の国勢調査部での設置に始まるが,通常の事務面への適用は1954年からであり,その後の普及についてはここで改めて述べるまでもないほど急速である。我国でも昭和30年頃より輸入品によりまず実用化され,現在国産化も進んで,ほとんどの大企業がこれを保有し,事務の合理化に飛躍的な進歩を与えている。
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