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特集 病院の機械化 座談会
病院におけるエレクトロニクス—特に病院管理への適用をめぐって
著者: 石井威望1 石原信吾2 岩井喜典3 大島正光1 紀伊国献三4 守屋博5
所属機関: 1東京大学 2虎の門病院事務部 3東芝電子機器技術部 4病院管理研究所 5順天堂大学
ページ範囲:P.74 - P.85
文献購入ページに移動司会(守屋)きょうは,M.E.の話をしろということなのですが,われわれは,いろいろのところで,エレクトロニクスのおかげをこうむっているわけですが,エレクトロニクス自身についてわれわれ素人は非常に弱いので,先生方に,ひとつ,M.E.について,現在どういうことがわかっているか,将来どういうふうに発展するだろうか,そういうお話を伺いたいと思います。まず,話の順序といたしまして,M.E.というのは,一体,どういう範囲のことを云い,どういう仕事をするものをいうのか,という定義からお話をうかがいたいと存じます。
岩井 ご指名がございましたので,いまの問題について,お答えしなければならないのですが,一口でうまく言い表わすことができませんので,ただ,エレクトロニクスという言葉がなぜそんなふうに喧ましく言われるようになったのか,ということを申しあげて,お答えに替えたいと思います。
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