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文献概要
特集 看護 看護業務における中間管理者
看護管理者の位置づけを
著者: 松村はる1
所属機関: 1慶応義塾大学病院
ページ範囲:P.37 - P.41
文献購入ページに移動はじめに
病院の組織は一般の企業体と異なり,複雑多様な特殊専門グループの集まりである。これら多様の職種のなかで,最も多くの人員をもつ看護の部門は,その機能を充分に発揮することのできる組織を確立することが必要であると思う。この組織については病院の設置主体別にみてもその中で異なり,また病院の大小,看護単位の大きさ,診療科別,などによって当然異なるものであると思う。しかし数百ベッドを有する病院の病棟管理については,一様でない現状をいかに検討し,組織し,運営するかということである。第一線の病棟管理を受持つ主任看護婦と,中間管理者と考えられる病棟婦長,この両者の位置づけから考えてみたいと思う。
病院の組織は一般の企業体と異なり,複雑多様な特殊専門グループの集まりである。これら多様の職種のなかで,最も多くの人員をもつ看護の部門は,その機能を充分に発揮することのできる組織を確立することが必要であると思う。この組織については病院の設置主体別にみてもその中で異なり,また病院の大小,看護単位の大きさ,診療科別,などによって当然異なるものであると思う。しかし数百ベッドを有する病院の病棟管理については,一様でない現状をいかに検討し,組織し,運営するかということである。第一線の病棟管理を受持つ主任看護婦と,中間管理者と考えられる病棟婦長,この両者の位置づけから考えてみたいと思う。
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