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雑誌目次

雑誌文献

病院22巻4号

1963年04月発行

雑誌目次

特集 職員訓練

病院職員訓練—序説

著者: 石原信吾

ページ範囲:P.17 - P.22

病院における職員訓練の重要性
 病院は力の場にうずもれた一つの有機体である。病院がその働きを実現して行くためには内外各種の多数の要素を必要とする。病院はそうした内外諸要素の結合と均衡の上に立ってはじめてその現実の働きを発揮することが出来るのである。
 しかし,「企業は人なり」とも言われるようにそこでの最も基本的な要素をなすものは人力である。人力なくしてはあらゆる価値の生産はあり得ないが,就中病院では,その業務の性質上人の働きがすべての中心となる。

職員訓練—5つの話題

病院における医師の教育

著者: 守屋博

ページ範囲:P.23 - P.28

自主教育と指導教育
 社会の発展の上からいって,教育ぐらい大切なものはない。池田首相は人づくりという,合言葉を振りまわしているが,個々の人がそれぞれの道で発展することによって,社会全体の進歩が見られるのである。この進歩は,少数の指導者によって,計画的に行なわれることもあるであろうし,自主的にみずからの発展が努力されることもあろう。後者の効果の方が高く評価されなければならぬが,一般に教育とは,前者の場合に用いられているので,ここでは指導者の下で計画されて教育される狭義にとることにする。
 もちろん,診療所において,一人で毎日の材料を検討しながら勉強して名医になる人もいるのでここが修練の場でないとは言われない。病院においても,院長医長になってしまえば,指導者がいないから,教育というわけにはいかないから自主的に研鑚をつまねばならぬ。またそのようなムードをもっている病院もあるので,広い意味の教育の場ではあるが,教育という意味にはとれないであろう。

職員訓練—5つの課題

病院における管理監督者訓練計画

著者: 津田豊和

ページ範囲:P.29 - P.33

I.わが国における管理監督者訓練の推移
 終戦直後の日本の産業は経営そのものでなく労働組合の攻勢に対処するために根本的に経営の在り方を再検討するとともに各経営管理監督者層に対する再教育の必要と,経営の筋を通す必要とを痛感した。その当時日本に進駐していたアメリカでは既に19世紀末に芽生えていた第一線監督者訓練の組織化が第一次および第二次大戦を契機として大いに発達し,第一線監督者訓練用としてT.W.I.(Training Within Industory for Superrisor),中間層管理者訓練用としてM.T.P.(Management Training Program),経営者用としてC.C.S.(Civil Communication Section),さらにM.T.P.の高度のものとしてW.S.P.(Work Simplification Program)が編成された。
 これらをわが国の企業体は昭和25年頃からそのままの形で取り入れて経営の改善にあたった。そして管理監督者を教育訓練することによって,①企業意識をもたせる。②仕事の仕方を教える。③人の扱い方を習熟させる。④監督者意識を強めることにより企業の合理性,科学性を確立していった。しかしこのようなことが急速かつ無批判に導入されたために必ずしも日本の国情にそぐわなかった点もあり,アメリカ式管理方式はとるにたりないと云う批判となってあらわれた。

院内モラール教育

著者: 杉政孝

ページ範囲:P.35 - P.39

1.はじめに--モラールとはなにか
 この小論の主題であるモラールmoraleという言葉の意味については,近年各方面で重視されている概念であり,本誌においても既に昨年8月号の入間関係特集において厚生省病院管理研究所の吉田所長によってふれられているので,いまさら多言は要さないと思う。しかし,その正確な意味と構造については必ずしも新しい日本語として日常的に統一して用いられているとはいえないし,とくに,ここでいうモラールとは全く別の概念である道徳を意味するモラルmoralという言葉と似ているために,この2つの間に混同があって,モラールを職業道徳か労働倫理の意味に誤解して一定の義務的な目標の達成に奉仕する労働を外部から動機づけ価値評価する心理的なコルセットだと考えている人も皆無とはいえない。もしそのように誤解したままでこの小論を読んでいただくと結果的には筆者の意図と全く違った影響を病院の管理運営に与えることになって心外なので,老婆心ながらごく簡単にモラールという主題の意味を再確認しておきたい。
 モラールは元来は軍隊用語で,日本語では士気にあたる。それがさいきん軍隊以外の一般社会でも使われるようになり,産業企業体だけでなく,病院,学校,官公庁,などあらゆる組織体の中でそのメンバーが働く場合の心理的な態度を総称する言葉として重視されるようになった。したがって一般的には,産業士気,勤労意欲などの訳語があてられてよかろう。

接客教育のポイント—ことばづかいと態度を中心として

著者: 冨田重雄

ページ範囲:P.41 - P.44

接客教育の基本
 病院における患者さんは,病院にとってだいじなお客である。ところが,わが国の実情は,患者さんをお客と意識して十分なナービスをしていないきらいがあるのは残念なことである。もっとも近江サナトリウムのように患者さんを病客として客扱いをしているケースもあるにはあるが,これなど珍らしいことであろう。病院では,同じ客扱いをするといっても,旅館やデパートなどとはその客扱いが本質的に異なるものである。それは病院における患者さんは精神的に,また身体的にわずらえる人であるからである。従って,患者さんは大なり小なりに,次のような患者心理をもっている。
1)病気に対して不安や恐怖をもちやすい。(心気性)
2)常に自分または自分の病気にのみ強い関心をもち,他への顧慮が減り,すべて自己中心的に考えやすい。(自己中心性)
3)病気になると身体の自由が狭められるので何か信頼のできるものを求めてよりかかる気持になる。(依存性)
4)自分の弱点を強く意識して,健康者に対して,また患者同志に対して自分が劣っていることを感じている。(劣等感)
5)自分の周囲に対して著しく過敏となり,疑い深く他人のいうことをなかなか信用しない。(猜疑性)等。

医事事務員の新人教育

著者: 武内杉治

ページ範囲:P.45 - P.48

医療事務(医事)
病院に於ける業務が,それぞれの専門的分野に分化され,看護業務が専門化されるに至り,患者に関する事務も整理され,医療事務(医事)も独立した事務業務として分離した。医事の目的は云うまでもなく,患者のためのものであって,看護,検査,給食等の諸業務と同様に,診療に密接な関係を持つものであるから,全てが患者に対する診療がスムースに行なわれるための補助的役目ということに立脚せねばならない。
 医事の業務内容は イ 患者の受付及び接遇 ロ 患者の入退院の手続 ハ 入院,外来の料金の算定及び請求 ニ 診療録の整理,保存 ホ その他患者に関する事務 とかなり広範囲の業務を取扱い,又機能的には,その大部分は,前方機能的であるが,一部保険請求事務の如く後方機能的と考えられる双面を有している。

職員訓練の実状と反省

中通病院における事務職員教育活動

著者: 長谷部健

ページ範囲:P.49 - P.52

1.はじめに
 医療に従事する職員を教育し,自らも学習するムードを養うことは,日進月歩する医学の特殊性から必然的に要求されるものであると思います。
 医療機関は患者の立場で,科学的な水準の高い医療を保障することが必要であります。そのためには全体が医局を援助し,医師が十分自己の持っている技術を発揮できるように配慮しなければなりません。

松代病院における事務職員の訓練

著者: 関谷友一郎

ページ範囲:P.53 - P.57

訓練という言葉は嫌われる
 職貝訓練の必要性は,ここであらためて申し述べるまでもない。それがわかっていながらいざ訓練を行なうとなると,どのような手段と方法で行なえばよいのか素人のわれわれには,ハタと行きづまってしまう。
 このようなわけで,職場内訓練もだんだん専門家によって行なわれるようになって来たが,病院においては,特に中小病院においては,財政的にも多岐にわたる職種構成上からも専任者を配置することはむずかしい。従って現状においては,職場外における職種別合同訓練に依存する外ないようである。この場合でも中小病院では,職貝の絶対数が少ないため,あるいは立地的交通的に半閉鎖的状態の環境下におかれる等の関係から,せっかくの訓練に参加することが困難であり,特に長期教育訓練等は殆ど断念しなければならない状態にある。

社会保険中央総合病院における作業員の訓練

著者: 斎藤彌吉

ページ範囲:P.58 - P.62

 病院ハウスキーパーとして中央病院では作業員の訓練をどうやっているか書いて貰いたいという註文であるが,病院ハウスキーピング部門の業務範囲のうち,その病院のハウスキーパーがどれだけを受持っているか又どれだけ深くタッチしているかは病院によってまちまちであるので,一応中央病院に於けるハウスキーパーの病院組織上の位置,仕事の範囲及びハウスキーパーに所属する人たちの作業について掲げてみることにしよう。
 ハウスキーピングを行なう部門は院内整備係と呼ばれ病院組織上では庶務課に属している。昭和29年4月に初めてハウスキーパーがおかれ当初はハウスキーパーの名称をそのまま使っていたが,後改められて今は院内整備係長というのが正式の名称である。

国立がんセンターにおけるナースの教育

著者: 石本茂

ページ範囲:P.63 - P.64

はじめに
 当国立がんセンター病院部の開設後8ヵ月を経た今日,いまだに業務の基礎的な体系も充分に整わず,ましてや部分的な仕事のあり方について系統的な手順もできておらず,あたかも五里霧中の現段階において,ナースの教育云々を論じますことはまことに苦しいことであり,かつその資格がないと心得ますが,今日まで実施してきたこと,また今後実施しようとしている計画等について大略を述べてみたいと思います。

鉄道病院におけるナースの管理者教育

著者: 亀ヶ森清子

ページ範囲:P.65 - P.68

 昭和34年2月より開始された国鉄医療機関に勤務する看護婦で,主任婦長等指導者層に対して行なわれた管理と看護サービスの向上を目的とした再教育の一端をここに紹介させていただく。
 この計画は全国約2,556人の看護婦のうち婦長主任420名を1回20〜22名とし12日の期間で再教育を行なうよう計画されたものであって,予算その他の都合から開始以来今日まで3年間20回の長期にわたったが,一応初期の計画である420名を37年11月をもって終わらした次第である。

グラビア

新採用ナースの訓練

ページ範囲:P.9 - P.16

 病院では、別して看護婦の個人差は禁物とされている。看護教育が看護の在り方を正しく教え、臨床看護実習もこの線に沿って行なわれ、これらの卒業看護婦は、どこへ出しても、どこへ勤めても、病院看護のチームに入って、立派に働けるはずである。ところがいざ新しく病院に勤めると、なかなかそうはいかないという。新卒業生は、病院活動の有機性の実際をいち早く理解することが自他共に得策である。
 新卒業生を受け入れる病院側の動きが類似しているとしでも、それぞれの病院に多かれ少かれある程度の相違があり、また、特長を持つものもある。新卒業生はここで一寸とまどうという。さらに、看護婦学校とても、必ずしも学校差が無いと断言することもできないという。

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医療費,その請求過程について(第2報)

著者: 江本邁夫

ページ範囲:P.69 - P.72

1.いとぐち
 医事係における請求過程を中心とした標準業務量や能率の測定方式について検討し二,三の解析を試みた。
 研究にあたってとくに意を用いたのはつぎの点である。

質疑応答

著者: K.K

ページ範囲:P.85 - P.85

 問 病院の記録,帳簿類の内診療に関するもので,必要とするもの及びその根拠となる法規,保存期間について知りたい。
(三重・医療法人病院)
 答 まず医師法24条1項の規定により,医師は診療をしたときは遅滞なく診療に関する事項を診療録に記載しなくてはならず,同条2項によりその保存は5年闇となっています。その診療録の記載事項は1)診療を受けた者の住所,氏名,性別及び年令,2)病名及び主要症状,3)治療方法(処方及び処置),4)診療の年月日と医師法施行規則23条に規定されております。

事務長日記

著者: 檜原謙

ページ範囲:P.92 - P.93

2月1日(金)
 午後講堂で,「コアシステム建築における病棟の検討」という建築専門家の集会があり,当院の実情を材料にして種々意見の交換が行われた。約50名の人達が,参集。Y教授の司会で,設計者のI先生と自分が説明役をつとめた。
 議論は,看護単位のベッド数,ナースステーションの位置,エレベーター及びリフトの数,騒音,照明,防火区劃等多岐にわたって行われたが,自分からは特に,はじめは1フロア96床1ナースステーションであったのを,その後増築して110床になった機会に2ナースステーションに分轄した経緯を説明。

あとがき

著者: 吉田幸雄

ページ範囲:P.96 - P.96

 いよいよ陽春4月になりました。新年度を迎えてどの病院も活動が始められることでしょう。この時にあたって,「職員訓練」の特集号をお送りします。とり上げ方が大変遅れましたことは申訳ありません。しかし実例を加えて特集することができましたから御利用を頂きたい。

病院管理講座 理論編・4

病院の組織(Ⅰ)

著者: 吉田幸雄

ページ範囲:P.73 - P.76

 生物の進化や社会の進歩の歴史は,組織発展の歴史である。とりわけめざましい今世紀の人類社会の発展は,各種の組織が質量において急激に発達したことによるものである。特に生産の増大は,機械の発達によるもののみではない,その機械を生かす人間の組織の発達によるものである。
 医療組織の発達も同様であって,特に近代病院の組織の発達は医学医術の所産を高度に活用し,大きな医療力を発揮するようになった。そして病院組織の生長は,医学医術の発達を促し,医学の業績の中には病院組織を通じてはじめて人類に貢献しうるものも沢山含まれるようになって来た。

実務編・4

事務管理(Ⅳ)—診療費の請求

著者: 高橋元吉

ページ範囲:P.77 - P.82

はじめに
 診療費の請求事務は病院収入源の保全管理上最も大切なことがらである。
 この事務の細部取扱いは,患者(債務者)の診療支払方法別によって異なり,現行の社会保障による医療費給付の種類を見ても約10種を数え,これに自由診療(以下自費と云う)の支払方法が加わり,請求事務の扱い方において複雑化し非能率な道=を辿っている現状である。以上の各種類について本小稿を以て請求事務方法を記述することは困難なので,診療費収入源の主体を占める社会保険の総括的な事項を中心として,請求上留意することや,取扱上の方策など実務上の諸問題を取りあげ参考に供したい。

Hospital Topics 経営

病院職員の年令階層別にみた同一職種内給与格差

著者: A.S

ページ範囲:P.86 - P.87

 前号では病院職種間の給与格差を医師を基準として扱ったのであるが,今回は病院職員の年令階層別にみた同一職種内の給与格差がどうなっているかについて検討してみよう。
 表のごとく,各職種間で年令階層毎に昇給率に差異がみられるが,初任給と対比した昇給率の高い職種の順位は,薬剤師・X線技師・検査技師・医師・栄養士でとりわけ看護職種の昇給率がもっとも悪い。なかでも悪いのは正看である。医師と准看を除いて,他の職種の間では初任給においてあまり格差はみられないが,30才を過ぎる頃から高年令になるに従い,各職種間の昇給率にはっきりとした差ができるために,段々と給与誤差が目立つようになる。

診療管理

パリの救急外傷センターの基本方針

著者: K.S

ページ範囲:P.87 - P.88

 歴史:パリー市内には約100余の救急指定病院が散在していたが,24時間,昼夜の別なく,本格的な専門治療を施すセンターはなかった,他方,労働災害による負傷者,交通激増による事故者の続出,運動スポーツによる怪我人の発生は鰻上りに増加し,入院加療を要するものがフランス全土(アルジェリアを除く)で50万人前後に達し,治療費と補償費の合計は毎年略2800億円(邦貨換算)程度の高額であった。フランス政府としても,50万人を如何に抑え,多額の費用支出をどの様に節減するかが重要な課題であった8又,負傷者の殆んどが青壮年なので,生産性の面からも,損失が大きく,更に1人の労働者が自己の妻女以外に1人の老人と1人の無縁者を養っている現状から見て,労働者の事故負傷は他にも累を及ぼすことは明白なので,社会政策上由々しい問題を惹起している。
 さて,之等の対策のため,実態調査をしてみると,労働災害,交通事故,スポーツ負傷の何れでも,早期に而も専門的治療を与えるなら,治療日数は短縮し,後遺症の数は減少し,程度も軽減し,諸種の経費も全体として半減し得る予想がたてられ,事実,オーストリアや英国の一部での成績も推定通りだったので,フランス政府は全土に取扱えず8救急外傷センター設置に踏み切った。

事務管理

病院従業員の勤務評定

著者: K.K

ページ範囲:P.88 - P.90

 病院人事管理の重要な問題点が,いかに正確に従業員の勤務状態を評価するか,勤務評定にある事はいうまでもない。勤務評定による特別昇給等の制度も病院でも行なわれているが,多くは形式的なものになりがちである。
 その理由としては色々考えられるが,第1にはできるだけ正確な評定が出来る様な方式への配慮に欠けている事。即ち「優秀」「平均」「平均以下」といった区別による評定では,殆んどが優秀,平均に集中し,平均以下にはめったに記入されない,第2に多くの評定方式は,監督者と部下との間の望ましい意志疎通を阻害するか,少なくとも深めるものではない。第3に客観的数量的比較を重視するあまり評価者の意見を書かせない場合のあること。第4には1人1人の評定に評価者の要約を附し,被評定者の将来の可能性を附することの少ないことなどがある。

給食管理

国立病院療養所概養士協議会について

著者: 国立病院療養所栄養士協議会事務局

ページ範囲:P.90 - P.90

〔1〕設立の動機と趣旨
 設立動機については当時,諸種の問題解決のために関係機関に陳情,話し合いをしても所謂,一部有志の意見として聞き流されてしまったし,私達が今後,他の医療技術者に比較して適正な待遇を受けられるようにし,(特に,医師,看護婦,その他の技術者)院長直属の組織を確立して,働きやすい職場を作り,よく研究し,技術の向上を計り,医療発展のために貢献してゆくためには是非とも会設立の必要性があると400余の国立病院療養所栄養士が切に希望し,昭和34年4月「国立病院療養所栄養士の資質の向上を計り,諸種の研究を行ない,栄養給食業務及び施設の向上発展に寄与するとともに,会員相互の親睦をはかること」の趣旨(目的)のもとに設立されたものである。

霞ガ関だより

リハビリテーション対策強化さる

著者: T.S

ページ範囲:P.94 - P.95

1.目的
 リハビリテーションは,わが国では社会復帰,厚生医療,第3または第3相の医学などといわれているが,まだ正式の訳語はきめられていない。これは,身体的,精神的な障害をもつことが,障害者とその家族に大きな心理的,経済的,社会的なハンデキャップをあたえ,生存競争の激しい現代社会から取りのこされることになるので,心身に障害のある者を,医学的に治療すると同時に,独立して社会生活ができるようにしようとするものである。
 近年,欧米諸国で著しい発展をみせているリハビリテーション事業は,治療,機能訓練,職能訓練,再雇用促進などのサービスを,体系的に結合して実施し,障害者の更生施策の効果をいっそう大きくしょうとするものである。その眼目は,人間能力の回復であり,最近の社会保障における国際的なすう勢となっている。

基本情報

病院

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1383

印刷版ISSN 0385-2377

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