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文献詳細

雑誌文献

病院23巻12号

1964年12月発行

文献概要

特集 人件費対策 座談会

病院勤務医師の給与をめぐって

著者: 守屋博1 今井一男2 川上武3 佐藤修4 江間時彦5

所属機関: 1順天堂大学 2国家公務員共済組合連合会 3杉並組合病院 4国立東京第一病院 5厚生省医務局指導課

ページ範囲:P.52 - P.65

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勤務医師は果たして一種のサラリーマンか
司会(守屋) きょうは,たいへんな方たちにお集まり願ったのですが,勤務医師の給与の問題を論じていただきたいと存じます。
 これは端的にいうと,一方では安過ぎてどうにもならん,また一方ではそうも出せんということで,ちょうど今の医療費と同じようなことなんですが,医療費は直接医療を経営している人には影響がありますが,勤務医のほうはいくらもらうのかということだけに関心があります。むかしは勤務医者というものは,非常にりょうりょうたるもので,大部分の医者が"医療経営者"だったわけです。最近の統計によりますと,50%くらいのお医者さんが月給で暮らしているということになっています。これは医療だけではなくて,ほかの業体においてもそういうことがいえると思いますが,こうなってくると給与の額が大きな問題になってくるんですが,これをどう決めるかということになると,いろいろ議輪がある。ほかの職種と同じでいいか,あるいは医者だけは違うのか。そういうところをいろいろご検討願いたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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