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文献詳細

雑誌文献

病院23巻5号

1964年05月発行

文献概要

特集 病院のPR 座談会

病院PRのあり方をめぐつて

著者: 吉田幸雄1 原素行2 石原信吾3 森直一4 岩佐潔1 若林利重5 桑原藤馬6

所属機関: 1病院管理研究所 2早稲田大学診療所 3虎の門病院事務部 4武蔵野日赤事務 5東京警察病院外科 6横須賀共済病院

ページ範囲:P.48 - P.60

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 司会(吉田) きょうは病院のPRという課題でいろいろご高説を拝聴したいと思います。PRとは,パブリック・リレーションズ(Publicrelations)という言葉の頭文字のPRをとったそうであります。そしてこのパブリック・リレーションズという考え方は,病院という企業体に一番ぴったりとした問題であるわけであります。世の中にはPRをプロパガンダ広告,あるいは宣伝と間違えて用いられる方もございますが,病院は利益を対象としない企業体でございます。従ってそのPRというのは最も純粋に活用されるべき問題かと思います。
 そこでPRの対象でございますが,結局病院の基金を提供している人たち,病院で働いている職員,また病院を利用している患者さん,ないしは地域社会に対して病院がどういうふうに今運営あるいは経営されているかを理解してもらって,そして病院事業に協力してもらうことが病院PRの目的ではないかと思います。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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