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特集 本誌発刊15周年記念 病院界15年の歩み
病院組織
著者: 守屋博1
所属機関: 1順天堂大学
ページ範囲:P.49 - P.52
文献購入ページに移動 戦後20年の変革は社会のあらゆる部門に見られたのであるが,病院もその外でない。現在見られるような高層建築やデラックスな病室は戦前は見られなかった。外観ばかりでなくて内容的にも大変な進歩が見られている。
第一の変化は病院が大型化していることである。戦前は大学病院を除いては200床以上の病院は各県に一つあるかなしであった。大学病院といえども各教室各科がそれぞれ独立して,お互いに完全に分離して運営されているので,いうなれば小病院の集合体のようなものであった。
第一の変化は病院が大型化していることである。戦前は大学病院を除いては200床以上の病院は各県に一つあるかなしであった。大学病院といえども各教室各科がそれぞれ独立して,お互いに完全に分離して運営されているので,いうなれば小病院の集合体のようなものであった。
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