文献詳細
文献概要
霞ガ関だより
公的病院の木造建物保安度および延焼防火度調査について
著者:
所属機関:
ページ範囲:P.96 - P.98
文献購入ページに移動 わが国の病院の建物は,多くの部分が木造建物であり,しかもその設立の時期などから考えると,年々損傷の度をまし,火災その他の災害の危険にさらされているものが多いと考えられる。
たとえば,わが国の医療施設の出火件数の年次推移をみると,第1表のとおりで,しだいに増加して,昭和35年以降の年間出火件数は200件をこえ,また被害額は昭和37年には3億円を突破し,しかも少なからざる死傷者をだしている。
たとえば,わが国の医療施設の出火件数の年次推移をみると,第1表のとおりで,しだいに増加して,昭和35年以降の年間出火件数は200件をこえ,また被害額は昭和37年には3億円を突破し,しかも少なからざる死傷者をだしている。
掲載誌情報