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文献詳細

雑誌文献

病院24巻2号

1965年02月発行

文献概要

特集 病歴の中央化 病歴中央化発足当時の問題点と解決策 中央化が発足してからの経験と意見

駿河台日大病院の場合

著者: 植木幸子1

所属機関: 1駿河台日大病院病歴係

ページ範囲:P.33 - P.35

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 私が駿河台日本大学病院に勤務し始めた時は,すでに病院が外来病歴の中央管理を実施してから約2年半,入院病歴の中央管理を実施してから約1年半経過していた時であったので,いわゆる発足,当初のもっとも困難な時期を経験しなかったといえる。しかしその頃でさえ,まだまだ医局側からの中央管理に対する不満や,反対の声を耳にすることはたびたびで,その運営にもうまく行かぬところがあって,種々の問題が残っており,円滑に行なわれているとはいい難かった。
 外来病歴について述べるならば,これは毎日の診療に関係して絶えず動きまわるものであり,その数が厖大なものであるだけに,入院病歴以上に医局側との軋轢を生ぜしめ,反対意見を助長したといえる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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