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編集主幹ノート
著者: 吉田幸雄
所属機関:
ページ範囲:P.94 - P.94
文献購入ページに移動 本号は「病歴の中央化」を特集しました。すでに御承知のように,第14回日本病院学会の専門集会のテーマとしてとり上げられた課題であって,本号の特集は主としてその際の報告を骨子として編集した。
病歴管理のわが国の現状は非常に立遅れてしまっている。それは吉田以下の「わが国における病歴中央管理の現状について」でおわかりのとおりです。しかし多くの病院長は必要性を意識しておられることも事実である。病歴を中央化して管理することによって,患者のためにも,医師のためにも,病院のためにも,公衆衛生や社会福祉のためにも,学問のたあにも有益であるという観念は病院管理者の内に普及されているが,しかし,何故これが実施に移されないのだろうか。
病歴管理のわが国の現状は非常に立遅れてしまっている。それは吉田以下の「わが国における病歴中央管理の現状について」でおわかりのとおりです。しかし多くの病院長は必要性を意識しておられることも事実である。病歴を中央化して管理することによって,患者のためにも,医師のためにも,病院のためにも,公衆衛生や社会福祉のためにも,学問のたあにも有益であるという観念は病院管理者の内に普及されているが,しかし,何故これが実施に移されないのだろうか。
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