icon fsr

文献詳細

雑誌文献

病院24巻5号

1965年05月発行

特集 病院におけるリハビリテーション

リハビリテーションの理念と実際

著者: 原武郎1

所属機関: 1九州労災病院リハビリテーションセンター

ページ範囲:P.23 - P.29

文献概要

I.はじめに
 リハビリテーションという言葉は,現在ではそう耳新しくもなくなり,しだいにそのまま日本語化している。しかし公文書でRehabilitationの訳語として更生指導,回復指導,療育ななどが色々使用され同じ事を表現して来た。日本リハビリテーション医学会は正式にこれを「社会復帰」と訳すことに決めた。いずれにしても訳語自体ちぐはぐでピントはずれの感がなきにしもあらずで,リハビリテーション自体が広義の医療という意味を含めた適当な訳語を見出し得ない。また,そう受けとられて訳されるところに問題があるともいえる。
 そこで,ここでリハビリテーション医学(Phy—sical Medicine & Rehabilitation)が診断ならびに治療に直接関係する一つの医学専門部門としての,特に総合病院でのあり方を述べてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら