文献詳細
特集 リネン・サプライの合理化
文献概要
小原療養所基準寝具の実体はいかにあるかと,常に心労しておられた上司の命により,昭和38年度において長時間をかけ,職場各係の協力を得て算出したものである。次に当所基準寝具の概要を述べ,算出の過程を順をおって記していく。
当所基準寝具の実施は,昭和29年9月1日より開始され現在に至っている。病床数は300,患者1人に対しての寝具は,昭和39年度から幾分更新しつつはあるが,天竺木綿掛布団2枚〃敷布団2〃毛布1〃枕1個シーツ4枚枕カバー2〃包布3〃と規定し,シーツ,枕カバーは週1回,包布は月1回の洗濯交換を実施してきた。これら管理および洗濯については,事務室,リネン倉庫,寝具倉庫,補修室,洗濯作業場,仕分室,SK消毒室などの木造平家の建物,延べ391.72m2(118坪)他に142m2(40坪)の干し場をもち(第1図),洗濯設備は,ワッシャー2台,脱水機,乾燥機,プレス機,ローラー機,補修用動力ミシンなどを備えている(第1表)。なお基準寝具に関係すを作業員は,ハウスキーパーを入れて現在男3,女3の6名である。
当所基準寝具の実施は,昭和29年9月1日より開始され現在に至っている。病床数は300,患者1人に対しての寝具は,昭和39年度から幾分更新しつつはあるが,天竺木綿掛布団2枚〃敷布団2〃毛布1〃枕1個シーツ4枚枕カバー2〃包布3〃と規定し,シーツ,枕カバーは週1回,包布は月1回の洗濯交換を実施してきた。これら管理および洗濯については,事務室,リネン倉庫,寝具倉庫,補修室,洗濯作業場,仕分室,SK消毒室などの木造平家の建物,延べ391.72m2(118坪)他に142m2(40坪)の干し場をもち(第1図),洗濯設備は,ワッシャー2台,脱水機,乾燥機,プレス機,ローラー機,補修用動力ミシンなどを備えている(第1表)。なお基準寝具に関係すを作業員は,ハウスキーパーを入れて現在男3,女3の6名である。
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