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文献詳細

雑誌文献

病院24巻7号

1965年07月発行

文献概要

病院管理講座 実務編・21

内科病棟管理の実際

著者: 内田郷子1

所属機関: 1聖路加国際病院内科

ページ範囲:P.59 - P.63

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はじめに
 内科病棟では近年の傾向として,医学の発達に伴い寿命がのびたので,高齢者の入院が多くなっている。慢性疾患でも長期にわたり,たびたび入院して生活の方針を定めたり,治療をうけるようになり,患者が増している。また,健康ではあるが,念のため精密検査を受けたいと入院する者も多い。特に家族間係が親子より,夫婦単位となった今日では,家庭における老人の扱いが変わり,時には病棟が養老院に近い様相を呈してくる。そこで看護する側も,いつも時の流れに合わせ,適切な方法で看護しなければならないと思う。
 その他,内科病棟は看護の基礎の勉強,実習をする看護学生を受けいれる場所として,大きな意義をもっている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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