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研究と報告【投稿】
稼働額の調査と明細書の作製
著者: 小山田憲司1
所属機関: 1福島県立医科大学付属病院
ページ範囲:P.71 - P.74
文献購入ページに移動1.はじめに
各科別医療行為別の各月ごとの医療収入(稼働額)の把握は,病院経営上もっとも必要なこととされてきたところであり,また,診療報酬請求事務の能率化についても積極的解決策を考えなければならない現状であることは,いまさら多言をようしないところである。当学においては,現行諸制度のなかにおけるこれらのことについて,去る昭和38年,約6か月間の準備期間をもって種々検討の結果,一昨年4月1日から稼動額の調査と明細書の作製が同時にできる,バックカーボン式点数カード日計表の採用にふみきった。
これらについては,それぞれの分野において種々検討が加えられ,あるものは実施に移されているものもあるが,実施後1か年以上経過したので,その実績や今後の問題点などを付記して参考に供したい。
各科別医療行為別の各月ごとの医療収入(稼働額)の把握は,病院経営上もっとも必要なこととされてきたところであり,また,診療報酬請求事務の能率化についても積極的解決策を考えなければならない現状であることは,いまさら多言をようしないところである。当学においては,現行諸制度のなかにおけるこれらのことについて,去る昭和38年,約6か月間の準備期間をもって種々検討の結果,一昨年4月1日から稼動額の調査と明細書の作製が同時にできる,バックカーボン式点数カード日計表の採用にふみきった。
これらについては,それぞれの分野において種々検討が加えられ,あるものは実施に移されているものもあるが,実施後1か年以上経過したので,その実績や今後の問題点などを付記して参考に供したい。
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