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特集 病院職員の服装
アメリカの事情
著者: 常葉恵子1
所属機関: 1聖路加国際病院小児病棟
ページ範囲:P.30 - P.33
文献購入ページに移動この原稿依頼をうけたとき,第一に思い出したことは,看護婦の場合,ユニフォームに対する考え方が,日本での場合と大部ちがっているということ。また,病院にはいろいろな職種があり,それぞれのちがったユニフォームを着ていましたがそれが大分色あせた古いもの,つぎが当たっているものであっても,毎日新しくクリーニングされたものを着ていること。アイロンのよくかかった清潔なにおいのするものであったことを思い出します。そしてユニフォームの型,色が,その職種の性格にあったものが選ばれていたと思います。ただ私のアメリカ生活は,ニューヨークに11か月とワシントンD.C.に4か月,その間に2つの病院の研修プログラムに参加したのと,その間にいくつかの有名病院を見学しただけの経験と知識で十分に"アメリカの事情"などと大きな見地には立てないと思います。
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