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文献詳細

雑誌文献

病院26巻10号

1967年10月発行

文献概要

特集 看護婦と与薬

与薬管理

著者: 内田卿子1

所属機関: 1聖路加国際病院

ページ範囲:P.27 - P.29

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 与薬,つまり患者に薬を飲ませ,また,その薬を病棟内において保管することは,看護婦の業務の中でも責任の重い仕事の一つである。与薬を正しく行なうことは看護婦にとって大事な行為である。それは,どんな名医が処方をしても,また,そのとおりまちがいなく薬剤師の手によって調剤されたとしても,最終段階で患者に飲ませる看護婦の手にわたったときに,正しく患者に与えられなければ,真の効果は発揮されないからである。
 管理とは物事を可能にする一つの方法であると定義されているが,与薬管理においても同じである。薬が正しくかつ安全に患者に与えられるためには,それぞれの施設にある与薬に関する基準をまず第一にはっきりと示すことである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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