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文献詳細

雑誌文献

病院26巻11号

1967年10月発行

第17回日本病院学会臨時増刊号 シンポジウムの部

I看護を中心とした病棟編成(司会報告)

著者: 金子光1

所属機関: 1東京大学・保健学科

ページ範囲:P.71 - P.72

文献概要

■5月25日(木)/10.25〜11.40A.M
 「看護を中心とした病棟編成」というのは,患者のための看護のcareを第一義と考え,その実践を可能とすることを目的とした病棟の整えかた,ということを考えたものである。
 看護のcareは,たんに「現時点において患者をもっとも良好な状態におく」ということのみでなく,さらに積極的にその患者のもつ,より高められた健康への意欲や力,潜在する可能性をのばすことのための指導・管理ということ,すなわち,Dr.Dumのいうところの——High level wellness,高次の健康にもっていくことにあると思う。この考え方を具現する方法の1つに,病棟編成のPPC体制があると考える。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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