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研究と報告【投稿】
交通救急センターの活動状況について
著者: 橋本尚之1 田島定夫1
所属機関: 1神奈川県交通救急センター医療部
ページ範囲:P.71 - P.77
文献購入ページに移動はじめに
近年,人口が大都市およびその周辺に集中し,交通機関の発達とともに交通外傷は年々増加の傾向を示し,昨年は史上最高の死亡数を出しまた本年1月には死亡者は全国ですでに1,000名を突破し,交通外傷は今や重大な社会問題に発展してきている。当交通救急センターは昭和40年8月1日開院以来,すでに1年半を経過した。その間,当センターの概要について雑誌「病院設備」第8巻第2号誌上に発表したが,今回は昭和40年8月より12月までの5か月間と昭和41年1か年間に取扱った患者について記し,御参考に供したい。昭和41年のものは未だ詳細に検討していないので簡単に記述する。なお,頭部交通外傷患者に関しては昨秋開催された第25回脳神経外科学会の席上当院の平井が過去1年間の集計を報告した。その他,胸部,腹部および整形外科に関するものはいずれ各部門から発表があることと思うから今回はこれらには触れない。
近年,人口が大都市およびその周辺に集中し,交通機関の発達とともに交通外傷は年々増加の傾向を示し,昨年は史上最高の死亡数を出しまた本年1月には死亡者は全国ですでに1,000名を突破し,交通外傷は今や重大な社会問題に発展してきている。当交通救急センターは昭和40年8月1日開院以来,すでに1年半を経過した。その間,当センターの概要について雑誌「病院設備」第8巻第2号誌上に発表したが,今回は昭和40年8月より12月までの5か月間と昭和41年1か年間に取扱った患者について記し,御参考に供したい。昭和41年のものは未だ詳細に検討していないので簡単に記述する。なお,頭部交通外傷患者に関しては昨秋開催された第25回脳神経外科学会の席上当院の平井が過去1年間の集計を報告した。その他,胸部,腹部および整形外科に関するものはいずれ各部門から発表があることと思うから今回はこれらには触れない。
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