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文献詳細

雑誌文献

病院26巻4号

1967年04月発行

文献概要

研究と報告【投稿】

入院看護サービスの質的向上に関する実験的研究—看護要員構成による変化

著者: 湯槇ます1 金子光2 木下安子2 兼松百合子2 矢野正子2 波多野梗子2

所属機関: 1東京女子医大 2東大医学部保健学科

ページ範囲:P.63 - P.72

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 現代の医療において,1人の看護婦は,何人の患者に対して十分な看護サービスを行なうことができるであろうか。看護婦1人あたり患者何人という状態が,理想的な必要にして十分な看護のためにのぞましいのであろうか。
 このような問いに答えるためには,まず,看護サービスの質・量が,一定数の患者に対する看護婦の人数の増減によってどのように変化するかを実証的にあきらかにしておかなくてはならない。われわれは,ある病院において,この種の"自然実験"を行なうことができた。それは,病棟勤務の正規の看護婦のほかに,実習生が病室実習につくため,看護する人数が通常より上まわる期間とそうでない期間とにおける看護内容を比較することによってなされたものである1)2)。以下にその概要を報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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