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研究と報告【投稿】
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最近,一般産業界においては「目標による管理」の導入が行なわれている。この手法は,仕事の手段よりも仕事の結果つまり成果を重視するという考え方を基盤として成り立っているもので,この基本的な考え方はP. F.ドラッカーが,「現代の経営」(1957)の中で「目標の設定と自己統制」という章を設けて自主的な目標設定とこれに対する自己統制の必要性を述べているが,この考え方や続いて出版されたマネッジメント・コンサルタントE. C.シュレイ著の「結果のわりつけによる経営」(Management by Results, 1961)などの考え方がわが国にも導入され,実施されているものである。
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