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文献詳細

雑誌文献

病院26巻9号

1967年09月発行

文献概要

特集 病院経済の現状

病院薬品費の現状

著者: 𠮷崎芳雄1

所属機関: 1全国厚生農業協同組合連合会業務第二部

ページ範囲:P.40 - P.43

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薬品費の分析方法
 病院の経営費は,経営主体によって若干の差はあるが,大ざっぱにみて給与費が45〜50%,薬品費が25〜30%,その他の材料費が5〜8%,経費が8〜10%,減価償却費および支払利子が5〜8%となっている。なかでも医療費中に占める薬品費は,昭和35年度当時からみると2〜2.5倍にはね上っており,病院経営上,重要なウエイトを占めている。
 すなわち,表1の「年度別,経営主体別,医療収益対薬品費率」にみるごとく,昭和35年当時は各経営主体とも医療消耗品費を除くと20%前後であったものが,昭和40年度では約26%となり,さらに全国公私病院連盟が昭和41年6月に実施した病院経営実態調査によると,表2の「1病院当り医療収益対薬品費率」にみるごとく,一般病院では甲表28.2%,乙表27.6%と上昇をしめしている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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