文献詳細
文献概要
第6回日本病院管理学会総会印象記
現場への具体的な導入をはかろう
著者: 原田幸彦1
所属機関: 1慶応義塾大学病院管理学教室
ページ範囲:P.58 - P.60
文献購入ページに移動 日本病院管理学会総会は今年で6回めを迎え,日大・大久保教授を会長とし,11月1日,2日の2日間駿河台日大病院で行なわれた。
科学技術の発展に伴い,一般企業では生産および製造技術面で大きな進展をみせ,同時に経営管理面の技術の改善を必要としてきた。そして,その面においても大きな発展がされた。これは病院を中心とする医療産業にもあてはめられるのではないだろうか。すなわち,医学の学問上の新発見や手技の開発は新しい医術を生み出し,それを医療として社会に適応させ実践に移すには一般企業同様新しい管理技術が必要になり,医療を施す場である病院や他の医療機関においても,新しい経営管理技術が必要になろう。それを研究し,発表し,討論しあう場が本学会ではないだろうか。そのために講演および質疑の時間に十分時間をかけているのがこの学会の特色である。
科学技術の発展に伴い,一般企業では生産および製造技術面で大きな進展をみせ,同時に経営管理面の技術の改善を必要としてきた。そして,その面においても大きな発展がされた。これは病院を中心とする医療産業にもあてはめられるのではないだろうか。すなわち,医学の学問上の新発見や手技の開発は新しい医術を生み出し,それを医療として社会に適応させ実践に移すには一般企業同様新しい管理技術が必要になり,医療を施す場である病院や他の医療機関においても,新しい経営管理技術が必要になろう。それを研究し,発表し,討論しあう場が本学会ではないだろうか。そのために講演および質疑の時間に十分時間をかけているのがこの学会の特色である。
掲載誌情報