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文献詳細

雑誌文献

病院27巻4号

1968年04月発行

文献概要

病院の広場

Nurse's Social Status—看護婦—その社会的地位ということ

著者: 永野貞1

所属機関: 1厚生省医務局看護課

ページ範囲:P.17 - P.17

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 "現在の看護婦さんたちは,後に続く者がどんな形の教育をうけたらよいと考えているだろうか。月謝も要らない舎費も食費も無料というものだろうか"--ときおりこんな質問が投げかけられる。
 "看護を1つのプロフェッションとして確立させたいと願っていますから,他のものに比べて明らかに見劣りするような方法や,心に重荷を負う方法で学びたいとは考えていないと思います。現に公立私立の看護婦学校や養成所でわずかづつですが,月謝や食費を払うところが増えています。もちろん一般教育において広く活用されている修学資金制度のようなものを看護教育においても現在よりもっとよくしてもらいたいとか,養成所の校舎宿舎など,建物を整備してほしいとか,図書を豊富に用意してもらいたいなど,強く望んでいます。しかも卒業後には看護という仕事を正当に評価した給与や待遇が与えられるならばということなのです"と私は答える。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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