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文献詳細

雑誌文献

病院27巻6号

1968年06月発行

病院の広場

確保したい医師の修練時間

著者: 小原辰三1

所属機関: 1国立横浜病院

ページ範囲:P.17 - P.17

文献概要

 最近,新聞にある人が"学窓を出て実社会に入った人たちは,これで勉強は一段落と思っているだろうが,企業ではきびしい教育訓練が,彼らを待ちうけていて,多くの若者たちを失望落胆させている"と,前おきして,"文明が進歩するにつれ知識の耐用期間が短くなり,学ぶべきことが増大し,教育期間が必然的に長くなるというのが,文明史の描く教育の図式である"と書いているのを見た。企業の社内教育訓練についての論文である。
 医師にあってはポストグラジュエイトの研修に相当するが,一生にわたって教育期間が広がっているといえる。医師の勤務する病院で,この点が十分に考えられているだろうか。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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