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特集 病院職員の需給関係
日本の医師数の将来計画
著者: 岩佐潔1
所属機関: 1病院管理研究所医療管理部
ページ範囲:P.43 - P.49
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今日,多くの病院で医師の不足が痛感されている。ことに若い助手的医師とか,眼科・耳鼻科などのいわゆるクライン・ファッファといわれる科の医師,それに麻酔医・放射線医・臨床病理医,さらには脳外科医など,最近その重要性が増してきている専門医が得られないで困っている病院は少なくない。
私は,昭和43年2月に全国病院から約15%を任意抽出して医師不足状況を調査してみた。これに対して415病院(回答率40%)から得た回答を整理して示すと,表1のようになる。すなわち,現在医師が"十分に足りている"と感ぜられているのは大学付属病院で,1/3ある以外はごく例外的で,経営主体によって多少の差はあるが,大部分の病院では,現在,医師がおおいに不足していると感ぜられている。
今日,多くの病院で医師の不足が痛感されている。ことに若い助手的医師とか,眼科・耳鼻科などのいわゆるクライン・ファッファといわれる科の医師,それに麻酔医・放射線医・臨床病理医,さらには脳外科医など,最近その重要性が増してきている専門医が得られないで困っている病院は少なくない。
私は,昭和43年2月に全国病院から約15%を任意抽出して医師不足状況を調査してみた。これに対して415病院(回答率40%)から得た回答を整理して示すと,表1のようになる。すなわち,現在医師が"十分に足りている"と感ぜられているのは大学付属病院で,1/3ある以外はごく例外的で,経営主体によって多少の差はあるが,大部分の病院では,現在,医師がおおいに不足していると感ぜられている。
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