icon fsr

文献詳細

雑誌文献

病院28巻2号

1969年02月発行

文献概要

特別レポート

実習生のみた病院の人間関係

著者: 荻原桂子 守屋博

所属機関:

ページ範囲:P.60 - P.64

文献購入ページに移動
 この感想文は,A病院で約3か月実習中に受けた印象の記録である.この実習生は,今春,立教大学の社会学科を卒業して,A病院にケースワーカーとして採用されたのであるが,仕事を始めるまえに,病院の職場を理解し,そこの職員と顔なじみになるという目的から,病院のあらゆる部門に実際に仕事をしてもらったのである.各職場には1週間ずつしか回れないが,それでも同じ仕事の仲間として話しあうことによって,いろいろのことを見出すことができたらしい.病院に慣れてしまうと,なんでもないことが,新しい目には強い印象として残るものである.この点がワーカーとしての仕事の上にも,役にたつのではないかと思っている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら