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文献詳細

雑誌文献

病院28巻2号

1969年02月発行

文献概要

見のがされやすい実務の知識

病院の暖房

著者: 上林三郎1

所属機関: 1聖路加国際病院営繕課

ページ範囲:P.80 - P.80

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 病院営繕担当者として苦労する問題に,冬期および夏期の冷暖房最盛期の際の設備の容量とその有効な使用方法がある.病院の建物の全部をくまなく24時間,一定の温湿度に空調できれば一番よいのであるが,現在の病院経済では不可能に近いことである.
 私どもの病院は,外来棟はパッケージによる暖冷房,病棟部はスチームによる直暖という方式をとっている.暖房時間および区域は,ハウスキーパーで毎日ボイラーに通知してくるが,手術室,放射線科などから緊急の場合は直接電話のかかることもある.ただこの場合,各部門の人たちの寒い,暑いの基準が,温度計の指示ではなく,ただなんとなく寒いくらいの感じで電話してくることが多いのである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

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