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ホスピタルトピックス
勤務医のはたらきかた
著者: 鈴木淳1
所属機関: 1病院管理研究所
ページ範囲:P.98 - P.99
文献購入ページに移動 職務分折とタイム・スタディーは病院機能の改善に不可欠なもので,諸外国でもわが国でも数多くなされているが,精神病院の例は少なく,医師に関するのはまれである.ここに紹介するのはその数少ない精神病院勤務医についてである.
1894年の米国の州立精神病院の勤務医は1日10時間はたらき,廊下を光速でかけずりまわるほどの忙しさであったというが,患者1人あたりの接触時間は10分程度と推定される.1960年の英国ではそれが20分に延長されたが,医師は相変わらず多忙で,1時間あたりの歩行距離は3マイルであるといわれていた.
1894年の米国の州立精神病院の勤務医は1日10時間はたらき,廊下を光速でかけずりまわるほどの忙しさであったというが,患者1人あたりの接触時間は10分程度と推定される.1960年の英国ではそれが20分に延長されたが,医師は相変わらず多忙で,1時間あたりの歩行距離は3マイルであるといわれていた.
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