icon fsr

文献詳細

雑誌文献

病院28巻5号

1969年05月発行

文献概要

特集 小児の給食

栄養部における小児食の扱いかた

著者: 伊藤きよ1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学付属病院栄養課

ページ範囲:P.29 - P.34

文献購入ページに移動
小児給食の問題点
 子供はおとなを縮小したものでないといわれるとおり,その時期,すなわち1.新生児期(生後2週間まで)2.乳児期(満1歳まで)3.幼児期(満6歳まで)4.学童期(満12歳まで)に応じ,子供の身体精神の発育を促進させるため,十分な栄養を与え,健全な生成をさせるため,適切な給食をしなければならないことはいうまでもない.したがって,おとなの食事を少なくして与えればよいというものではない.
 小児だけを専門に扱っている病院では問題にならないが,総合病院で小児の給食を適切に実施する場合,おとなの食事と違って,調乳・離乳食・幼児食・小児食,またそれらの治療食と区分して,適切な給食を実施するためには人手をふやさねばならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1383

印刷版ISSN:0385-2377

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら