文献詳細
文献概要
病院建築・22
病棟における便所の使われ方と所要便器個数
著者: 伊藤誠1
所属機関: 1千葉大学・建築計画
ページ範囲:P.79 - P.83
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便所は生活に密着しているという意味で,病棟における患者の生活的な施設のなかでも相当に重くみられなければならないもののひとつである.しかし,その具体的な設計についてはまだ的確な指針が与えられておらず,特に設置すべき便器の個数なども多くは慣習的・経験的に決められているにすぎない.
そこで,入院患者の便所使用の実態を調査分析し,そこから問題点を抽出し,さらに必要な便器個数をなるべく普通性のある形で算出することを試みた.
便所は生活に密着しているという意味で,病棟における患者の生活的な施設のなかでも相当に重くみられなければならないもののひとつである.しかし,その具体的な設計についてはまだ的確な指針が与えられておらず,特に設置すべき便器の個数なども多くは慣習的・経験的に決められているにすぎない.
そこで,入院患者の便所使用の実態を調査分析し,そこから問題点を抽出し,さらに必要な便器個数をなるべく普通性のある形で算出することを試みた.
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